365デイズノート 2026年限定カラー発売🎉

「見せられないこと」を書くノート

VLOGを観るのが好きだ。特に好きなのは静かで綺麗なものとか、かわいいもの。ジャンルとしては、手帳、家計簿、インテリア、旅行、お買い物記録、家事の記録などが好き。ラジオ代わりにつけていることもあれば、買い物やお出かけ先、インテリアの参考にしようとガチで見ていることもある。

そして、ふと思った。VLOGと手書きのノートの役割についてだ。私はジャーナリングとして頭の中のことをノートに書き出しているが、それは必ずしも「実際にあったこと」とは限らない。今日やらなければならないこと、日々のタスクや家事だけでなく、モヤモヤする考え、迷っていること、買おうと思っているものの候補、こうしたい、こうありたいなどのウィッシュリストなど「頭の中にしかないこと」がたくさん書いてある。

そしてVLOGには「目に見えるものにしかない美しさ」があると思う。お湯のシュンシュン沸く音とか、ものがコトンと置かれる音とか、窓のある部屋の日のあたらない場所の明るさとか。言葉にはそうそうできない。マステをちぎる音、ボールペンをノックする音、シールが貼られてページが作られていく過程。どうして「あるもの」はあんなに魅力的なんだろう。

ここまで書いて、ふと気づく。文字は書かれている。でも、言葉はそうじゃない。景色の中に、頭の中にたゆたっている。たとえば桜並木、電車の揺れ、薄い空の色、走る自転車。それらが一瞬結びつく。ノートの上で。

出来事だけを残すためだけのものではない。私の中にしかない景色や思考やことばが、インクを通って、この世に接続される。

またひとつことばを書く。その先に世界がつながっている。

目次