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手帳に自分の居場所をつくる

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私はおそろしく忘れっぽい。昨日の昼ごはんを本気で覚えていないし、何かいいなと思うもの、ほしいなと思うものを見つけても、少し経つと「なんだったっけ?」と記憶が迷子になってしまい、もどかしい気持ちばかり残ってしまうことがあった。で、思い出せないと今度はそれが気になって他のことに集中しきれなくなってしまうのだ。

手帳と出会ったいま、出会う前のことを思うと怖い。どうやって毎日暮らしていたのか、自分が何を考えていたのかよくわからないからだ。おそらくそれは思考的な「その日暮らし」だったのだろう。

手帳を書くことで、私は昨日やおとといや、ずっと前の私に会えるようになった。それは思ったより、ずっと心強いことだった。

目次

「書く瞑想」と出会って、日記的いい子をやめた

日記には、いいことや楽しかったことを書こうとしがちだった。なぜだろう?きっと紙の上に残ることや文章として書くことを特別に思っていたのだろう。でも、ネガティブなことも書かなければ自分の気持ちが置き去りになる。

そんな中で出会ったのが、古川武士さんの著書『書く瞑想』だ。手帳に書き出すことで自分自身と向き合うことができるという内容。具体的には、放電/充電ログ、それぞれに対するセルフトークなどで自分に問いかける。

日々の出来事にも放電(消耗してしまう出来事)、充電(嬉しかったことや心が満たされたこと)が混在している。そして、まだなんとも判断がつかないこともある。

この本を読んで、日記上でもいい子になろうとするのはやめようと思った。いいことも悪いことも、まだ答えが出てないことも書くことで、出来事や自分自身の反応をフラットに見られるようになった。

「バレットジャーナル」で頭の中を整理した

それから、ライダー・キャロル著/栗木さつき訳『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』を読んだ。

バレットジャーナルはざっくりいうと、箇条書きでタスクやアイデア、予定しているイベントなどを書き出していく方法。BuJo(Bullet Journal)とも呼ばれていて、実践する人も多くコミュニティもあるようだ。やるべきこと、やりたいこと、やったこと、やらなかったことを書き出して振り返る。やった上での次の行動や、続けるか・やめるかの決める助けにもなる。

箇条書きというのはシンプルに見やすいし、あれやらなきゃこれやらなきゃと思っていることを並べて書いてみるだけで、頭の中がスッキリする。おのずと優先順位も見えてくるし、「今」やるべきことやめんどくさいけどやったら意外とすぐ済むこともわかってきて物事にとりかかりやすくなる。いわゆる「先延ばし癖」を軽くできる。

手帳選び。手帳に求めることを考えてみた

以上のような本を読んだあと、自分が手帳に求める条件をリストアップしてみた。

  • 予定帳としても、自分の考えていることを書き移すための自由帳としても自由に使えること。1日に何ページ書いてもいい。書けない日があってもいい
  • 見ていて嬉しくなる見た目であること。シンプルであること
  • 触りごこちのよさ。急いでめくっても、紙で手を切らずに済む

ここから、ページがたくさんあってシンプルな箔押しの365デイズノートを選んだ。色はイエロー。あるだけでデスクの上が明るくなる。

ニトムズ365デイズノートA5イエロー
ニトムズ365デイズノート A5サイズ イエロー

手帳に書いていること

私が手帳に書いているのは、こんなことたちだ。

日々の記録

  1. 日々の小さなタスクとその達成状況。シャワーをあびる、ごはん作り、皿洗いなど
  2. 作っておいしかった料理
  3. 日々の出来事、感じたこと
  4. 体調の状態。しんどい、今日は頭がスッキリしているなど
  5. 行った場所や、そこで印象深かったこと。チケットの半券やパンフレット、レシートを貼るのも楽しみのひとつ

頭や心の中のこと

  1. 心のモヤモヤや不安の言語化と分析。事実と感情を分けて記載する
  2. したいこと、ありたい姿、ほしいものなどのウィッシュリスト、ToBeリスト
  3. ブログやSNS投稿のアイデア、構成や書きたいことの洗い出し

予定や予算、お金のこと

  1. 行きたいところ、行ってみたいところ
  2. ほしいと思ったものと予算感、なぜほしいか
  3. 人にあげたいプレゼント。アイデア出しや予算確認、比較検討に
  4. 成功した/失敗した買い物とその要因
  5. 毎月の予算。固定費と変動費は分ける
  6. 毎日の使ったお金と内訳。NMD(ノーマネーデー:お金を使わなかった日)には好きなシールを貼る

好きなものの記録と保管

  1. 見た映画・テレビ・ドラマ・動画
  2. 購入したシールやマステ、ペンなどの購入記録。商品名、メーカー、どこで買ったかを実際の商品と一緒に
  3. もらって嬉しかったもののパッケージやラベル
  4. 手帳デコの台紙として。シールやマステを貼ったり、ペンでイラストや飾り文字を描いてみたり

手帳は小さなタイムマシン

あれこれ書いているけれど、手帳はなによりおもしろい。今の自分が忘れてしまったことを、手帳がちゃんと覚えていてくれる。迷っていたこと、モヤモヤしたこと、不安だったこと、楽しかったこと、意気込んでいたこと。手帳を始める前よりもずっと、私は私のことを見つめられるようになったのだと思う。

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